松山「リズム安定」35位浮上、最終日へ「良いプレーして終われたら」

[ 2021年3月8日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー アーノルド・パーマー招待第3日 ( 2021年2月6日    フロリダ州 ベイヒル・クラブ=7466ヤード、パー72 )

アーノルド・パーマー招待第3ラウンド、11番でティーショットを放つ松山。通算2アンダーで35位
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 53位から出た松山英樹(29=LEXUS)は1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算2アンダーで首位と9打差の35位に浮上した。65と伸ばしたリー・ウェストウッド(47=英国)が通算11アンダーで単独首位。1打差の2位にはブライソン・デシャンボー(27=米国)ら2選手が続いた。

 3日間でベストの69をマークした松山は「昨日までに比べたら悪いところは減ったと思うけど、もう少し伸ばせた感じはある」と厳しい自己評価だった。それでも6番で4メートルのイーグルチャンスをしっかり沈めるなど、この日は28パット。「リズムはだいぶ安定してきたので、後は構えがうまくしっくりくれば」ときっかけをつかみつつあるようだ。優勝争いからは遠い位置だが「このコースで良いプレーができてないので、良いプレーをして終われたら」と最終日を見据えた。

 《デシャンボーの強振に大歓声》ツアー通算7勝の飛ばし屋・デシャンボーが、予告通りの370ヤードのビッグドライブを披露した。この日は531ヤードに設定された大きな池を左へ回り込む6番パー5。対岸のグリーン方向に構えて1Wを強振するとボールは水面を越え、フェアウエーも突き抜けて右のラフに止まった。大歓声を浴びて「身震いした。まるで試合に勝った気分だ」。70ヤードの2打目はグリーンを外したが、楽々バーディー。パー5の4ホールで全て伸ばすなど68で回り、1打差の2位につけた。

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2021年3月8日のニュース