小祝 21年優勝1号、18番会心バーディーで決着「欲しかった」副賞ボートをゲット

[ 2021年3月8日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ダイキン・オーキッド・レディース最終日 ( 2021年3月7日    沖縄県 琉球GC=6561ヤード、パー72 )

優勝した小祝さくらはギャラリーを背にガッツポーズ(撮影・沢田 明徳) 
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 首位に2打差の3位から出た「黄金世代」の小祝さくら(22=ニトリ)が5バーディー、1ボギーの68をマークし通算14アンダーで逆転優勝した。首位に並んで迎えた最終18番でバーディーを奪い大混戦の21年初戦を制した。昨年9月のゴルフ5レディース以来のツアー通算3勝目。コロナ禍で統合された20~21年シーズンは2勝目となる。渋野日向子(22=サントリー)は73で回り5アンダーの13位だった。19年最終戦以来の有観客での女子ツアーは各日1000人までの制限を設けて集客し、4日間で3423人が入場した。

 首位に並んで迎えた最終18番パー5、小祝は残り60ヤードからの第3打を1メートルにぴたり。バーディーパットを沈めて決着をつけた。

 最後の最後で大混戦から抜け出し「最終まで誰が勝つか分からない接戦の中で優勝できてうれしい。去年の自分ならミスショットして勝てなかったかもしれない。日に日に成長できたんじゃないかと思う」と胸を張った。

 18番グリーン横には優勝副賞のヤンマー社製のフィッシングボートが展示されていた。釣りが趣味の小祝は「ヤンマーの船が欲しかったので、3打目を打った後、あれを優勝して獲りたいなと思った」と笑いを誘った。

 おっとりした性格。2打差を追いかける展開にも「最終日という感じがしなかった」と緊張感はなかった。1番でボギーを叩いた後も「楽しんでプレーしよう」とすぐに気持ちを切り替えた。

 4番で取り返すと悪天候から回復した後半はバーディーを重ねて優勝戦線に食らいついた。1打差で迎えた14番では10メートルのバーディーパットをねじ込んだ。「3メートルは行く(オーバーする)と思った」パンチが入った強めのボールが一度跳ねてからカップイン。「ビンゴ大会で当たったくらいびっくりした。ラッキーだなと思った」と追い風を感じた。

 オフには上田桃子(34=フリー)ら師匠・辻村明志コーチ(45)の門下生が集まる「チーム辻村」の宮崎合宿に参加。練習仲間の前で「今年は賞金女王と複数回優勝を目指します」と堂々と宣言した。その目標に一歩近づいた。

 18年のツアー本格参戦から“皆勤”を続ける。次戦は明治安田生命レディース(12日開幕、高知・土佐CC)。女子ゴルフ界を席巻する黄金世代の主役の一人は「複数回優勝に向けてまず一歩という感じなので、来週は新たな気持ちで切り替えたい」と力を込めた。

 ◆小祝 さくら(こいわい・さくら)1998年(平10)4月15日生まれ、北海道北広島市出身の22歳。宮里藍さんのファンだった母・ひとみさんの影響で8歳からゴルフを始める。飛鳥未来高卒業後、17年のプロテストに一発合格。19年サマンサタバサ・レディースでツアー初優勝。趣味はプロレス観戦。1メートル58、58キロ。

 【勝者のクラブ】▼1W=スリクソン・ZX5(ロフト角9・5度、シャフトの長さ45インチ、硬さS)▼3W=スリクソン・ZX(15度)▼3、4U=スリクソン・ZH85(19、22度)▼5I~PW=スリクソン・Z585▼ウエッジ=クリーブランド・RTX―3(47、51、58度)▼パター=オデッセイ・ストロークラボ セブンCS(マレット型)▼ボール=スリクソン・ZスターXV

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