レスリング女子五輪4連覇の伊調 子宮筋腫手術告白 18年判明、昨年に

[ 2021年2月7日 05:30 ]

伊調馨
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 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨(36=ALSOK)が6日、日体大主催でオンラインで開かれた「女性スポーツフォーラム」に講師として参加し、月経とコンディショニングをテーマにした座談会で昨年に子宮筋腫の手術を受けたことを告白した。

 東京五輪に向け練習を再開した18年に判明。「筋腫が大きくなって出血量が増え初めて貧血になった」と明かした。代表選考大会が控えていたためピルでの治療を選択。昨年の手術では「(筋腫が)540グラム取れた」という。結局、57キロ級の東京五輪代表争いでリオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)に敗れた。「早く取っていれば(減量期に)540グラム食べられたんだなって」と振り返った伊調は「学生には自分の体と向き合うことを伝えたい」と話した。

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2021年2月7日のニュース