瀬戸 2月復帰戦有力、五輪会場で開催「ジャパンOP」 1月の北島康介杯は回避

[ 2020年12月19日 05:32 ]

瀬戸大也
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 不倫問題で日本水連から年内の活動停止処分を受けている競泳男子の瀬戸大也(26)が来年1月22~24日に東京辰巳国際水泳場で開催される北島康介杯のエントリーを見送ったことが18日、分かった。

 例年、国内トップ選手が集うため、復帰戦の有力候補とみられていたが、強化プランの関係で出場を回避する。関係者は、復帰レースについて「まだ決まっていないので、何とも言えない」と説明した。今後の大会日程を考慮すると、来年2月4~7日に東京五輪会場の東京アクアティクスセンターで開催予定のジャパン・オープンで復帰する可能性が高い。

 不貞行為により、瀬戸はANAとの所属契約を解除され、現時点で新たな所属先は決まっていない。処分前に活動拠点としていた味の素ナショナルトレーニングセンターを使用できないため、5月からコンビを組む埼玉栄高時代の同級生である浦コーチとともに複数施設を併用して練習に励んでいる。

 今月上旬の日本選手権では19年に不振で休養したライバルの萩野公介(26=ブリヂストン)が200メートルと400メートルの個人メドレーで2冠を達成して復調をアピール。瀬戸は個人メドレー2種目で東京五輪出場が内定しており、ジャパン・オープンで復帰すれば、いきなり注目対決が実現することが濃厚だ。

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2020年12月19日のニュース