貴景勝&朝乃山、三番稽古で10番 大関同士で実力高め合う

[ 2020年12月19日 05:30 ]

1・10初場所初日 合同稽古

貴景勝(左)と三番稽古を行った朝乃山
Photo By 代表撮影

 初場所で綱獲りに挑む大関・貴景勝が合同稽古初日に“洗礼”を浴びた。稽古終盤のぶつかり稽古で、白鵬に胸を出してもらい、何度も転がされて砂まみれになった。息の上がる苦しい状況で追い込み、「胸出していただけると、ありがたいことです。感謝してやっていきたい」と前向きに話した。

 朝乃山との三番稽古は10番取って7勝3敗。大関同士で高め合い「普段肌を合わせられないような(力士と)肌を合わせられる。めったにない機会。自分にとってプラスにしたい」と汗を拭った。

 一方、自身初のカド番となる朝乃山は「久しぶりの関取衆との稽古なので、思い切っていこうと思った。感触が戻ってくればいい」と意欲を口にした。

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