Bリーグの横浜が東海大・河村勇輝の加入発表 26日にもデビュー「将来は日本を代表するPGに」

[ 2020年12月19日 16:08 ]

<横浜・秋田>試合中に横浜と特別契約をサプライズ発表し、コートに登場する河村勇輝(撮影・久冨木 修)
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 Bリーグの横浜は19日、東海大の河村勇輝(19)が特別指定選手として加入することを発表した。この日、横浜国際プールで開催された秋田戦のハーフタイムにサプライズでコートに登場。背番号0のユニホーム姿で「Bリーグの舞台でプレーする機会を与えて下さった関係者の皆さま、本当にありがとうございます。自分の力を精いっぱい発揮してチームの勝利に貢献できるように頑張ります。見てほしいのは3ポイント(シュート)と仲間を生かすアシストです。このクラブとともに成長して、将来は日本を代表するポイントガードになれるように頑張っていきたい」と抱負を語った。22日に会見を行う予定。早ければ26日の島根戦で新天地デビューする見通しだ。

 河村はスピードに乗ったドリブル、広い視野を生かした巧みなパスが魅力のポイントガード。福岡第一高時代に全国選手権2連覇を含む4度の全国制覇を達成した。20年1月に特別指定選手として三遠に加入。同25日の千葉戦でB1史上最年少出場記録となる18歳8カ月23日でデビューを果たした。3カ月足らずの期間で、11試合に出場して1試合平均12・3得点、3・1アシスト。出場試合は2勝9敗と大きく負け越したが、新人賞ベスト5にも選出された。

 東海大に進学して3月末から練習に合流したが、コロナ禍で1週間後にチームは解散。チーム練習が再開したのは7月下旬だったが、今月7~13日に開催された全日本大学選手権では主力として優勝に貢献した。大学の活動がオフ期間に突入したため、再びBリーグの舞台に立つ。

 ◆河村 勇輝(かわむら・ゆうき)2001年(平13)5月2日生まれ、山口県出身の19歳。6歳でバスケを始め、小学2年から地元ミニバスチームに入る。福岡第一高では全国選手権2連覇を含む4度の全国制覇を達成。今年4月に東海大に入学した。ポジションはポイントガード。趣味は温泉。尊敬する人はイチロー。好きな食べ物は焼き肉、アボカド。嫌いな食べ物はパセリ。1メートル72、65キロ。

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2020年12月19日のニュース