フェアリージャパン 五輪へ進化の飛躍 大会延期後初の演技披露

[ 2020年11月23日 05:30 ]

ボールの演技を披露する「フェアリージャパン」の(左から)竹中、杉本、松原、鈴木、熨斗谷(撮影・小海途 良幹)
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 新体操団体の日本代表「フェアリージャパン」が、基本を見直して進化する。22日、高崎アリーナで来夏の東京五輪用の演技を披露。五輪延期決定後、初めて公の場で演じ、杉本早裕吏主将(24=トヨタ自動車)が「エネルギーを出していこうと思った」と言うボールは大きなミスなくまとめたが、フープ・クラブではフープがフロア外に飛ぶ大過失もあった。

 五輪までの準備期間が増えたことで、「正しく立つ」ことにフォーカスして肉体改造。個々のスピードが増し、ボールでは難度を示すDスコアの上積みが可能になった。杉本主将は「金メダルという目標は、メンバーの中でも誰一人変わっていない」と来夏を見据えた。

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2020年11月23日のニュース