翠富士 十両初V!旭秀鵬との優勝決定戦制す「来年もこのままの勢いで」

[ 2020年11月23日 05:30 ]

大相撲11月場所千秋楽 ( 2020年11月22日    両国国技館 )

11月場所の十両優勝決定戦で、勝ち名乗りを受ける翠富士
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 十両も優勝決定戦にもつれ込み、翠富士が旭秀鵬を退けて初優勝を飾った。

 本割で旭秀鵬のはたきに屈し、迷っていたところで部屋付きの安治川親方(元関脇・安美錦)に「胸からいけ」とアドバイスを受けた。その通りに当たると右が入り、左前まわしもつかんで押し出した。優勝を手土産に、来年初場所は新入幕の土俵に上がる。1メートル71の小兵でスピードと多彩な技が持ち味。「来年もこのままの勢いでいけたら」と活躍を誓った。

 ▽十両優勝(10勝5敗) 翠富士(みどりふじ=本名庵原一成)東2枚目、静岡県焼津市出身、伊勢ケ浜部屋。静岡・飛龍高から近大を中退し、16年秋場所初土俵。20年春場所新十両。得意は押し、肩透かし。1メートル71、114キロ。24歳。

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2020年11月23日のニュース