赤坂ドリブンズ・丸山奏子、鈴木たろう、村上淳の3連勝で首位再奪取 Mリーグ2020

[ 2020年10月28日 12:00 ]

今季初勝利でチームを勢いづけたドリブンズの丸山奏子
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 頭脳スポーツの祭典、麻雀プロリーグ戦「大和証券Mリーグ2020」は27日までに28試合が行われ、2018シーズン王者で昨季レギュラーシーズン7位の赤坂ドリブンズが丸山奏子の今季初勝利と鈴木たろう、村上淳の快勝で3連勝を飾った。チームの合計獲得ポイント(P)を241・9Pとして、再び首位に浮上した。首位と108P差の2位には昨季レギュラーシーズン最下位の風林火山、3位にはABEMASがつけた。

 23日の1回戦では、出場全30選手の中で最もプロ歴の浅い“まるこ”こと丸山が雷電・黒沢咲、ABEMAS・多井隆晴、サクラナイツ・沢崎誠と対戦。「去年、ボコボコにやられたお三方」と苦杯を喫した相手に度胸ある攻めを見せ、4万3500点で昨年10月以来となる勝利を収めた。+63・5P獲得で、サクラナイツから首位を奪い返し「去年の借りを返すチャンス、と自分を奮い立たせて挑んだ。トップが獲れて良かった」とチームを勢いづけた1勝に“まるこスマイル”を見せた。

 丸山は、チームの先輩“リーチ超人”こと村上にも負けない“超リーチ”を披露した。東1局2本場では、2枚切れのカン二万待ちを迷わずリーチし一発ツモ。満貫の初アガリを見せた。東4局3本場ではドラ3索を暗刻に、一盃口確定のテンパイ。リーチなしでも十分の展開にも、即リーチ。「勢い余って言っちゃった」と笑うが、山に4枚残っていた6索を見事にツモってリーチ・ツモ・一盃口・ドラ3の1万2000点(+900点、供託1000点)をゲット。リードを広げた。

 続く2回戦は、鈴木が4万9200点で勝利し+69・2Pを獲得。27日1回戦では、村上が5万9600点、+79・6Pの圧勝で、ドリブンズが3連勝と大躍進した。なお、村上は個人スコアでも193・8Pでリーグトップに立った。


 【10月27日終了時点での順位】

(1)赤坂ドリブンズ
(2)EX風林火山
(3)渋谷ABEMAS
(4)KADOKAWAサクラナイツ
(5)セガサミーフェニックス
(6)U―NEXT Pirates
(7)KONAMI 麻雀格闘倶楽部
(8)TEAM 雷電

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2020年10月28日のニュース