新大関・朝乃山「不安ない」“出稽古禁止”で幕下と申し合い 名力士の動画で右四つ研究

[ 2020年7月7日 05:30 ]

番付表を手にする新大関朝乃山(日本相撲協会提供)
Photo By 共同

 新大関・朝乃山は東京都墨田区の高砂部屋でオンラインによる取材に応じ、7月場所へ「大関になって終わりじゃない。いい成績を残してもう一つ上の番付を目指したい」と意欲を見せた。

 本来は番付発表を機に本格的稽古に切り替えるが、新型コロナウイルスの影響で出稽古はできない状況。これまでとは異なり、同部屋の幕下力士との相撲で実戦感覚を磨くが「不安はない。大丈夫」と言い切った。

 外出自粛が続いている中で、過去の名力士らの動画を見て「どうやったら(得意の)右四つになれるか、右四つになれなかったらどうやって対処するか」を研究。右四つを得意とする新大関は、飽くなき向上心を持って本場所へ向かっている。

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