ジョコビッチ主催チャリティー大会「アドリア・ツアー」第3戦を中止

ノバク・ジョコビッチ（AP）
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　男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ（33＝セルビア）は13日、主催するチャリティー大会「アドリア・ツアー」の第3戦、モンテネグロ大会（27、28日）の中止を発表した。モンテネグロが新型コロナウイルス対策としてセルビア人の入国制限措置を緩和しなかったため。旧ユーゴスラビア地域で4戦を予定していたジョコビッチは「開催は難しいと判断した。残念だ」と語り、代替大会については未定とした。

　この日は同ツアーの開幕戦がベオグラードで行われ、観衆4000人は配られたマスクをほぼ着用せずに観戦したほか、ボールボーイの起用や試合後の握手など大会は通常通りに運営された。1セット4ゲーム先取の変則方式で、初日を1勝1敗で終えたジョコビッチは「楽しかった。選手とファンに感謝している」と話した。