日本相撲協会、抗体検査を開始 2部屋43人が受診

[ 2020年5月19日 05:30 ]

日本相撲協会・芝田山広報部長
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 日本相撲協会は18日、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を開始した。芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が「2部屋43人が検査を受けた」と明かした。この日は午前10時ごろから午後1時ごろにかけて行われ、今後は1日あたり2、3部屋、40~50人ほどが受けるという。検査を終えるまでに約1カ月を要する見込み。

 三段目力士の勝武士さん(高田川部屋)が13日に新型コロナウイルス性肺炎による多臓器不全のため28歳で亡くなり、相撲協会は同日、力士や親方ら900人余りの協会員の中で希望者全員を対象にした抗体検査を実施すると発表していた。おおよその感染状況を把握し、専門家からの助言を踏まえ、今後の感染対策や本場所開催に向けた取り組みに活用していく方針だ。

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2020年5月19日のニュース