国内競技団体初のクラスターか…全柔連、男性職員1人感染、10人以上発熱

[ 2020年4月6日 05:30 ]

現在閉鎖されている全柔連本部が入っている講道館本館(撮影・郡司 修)
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 全日本柔道連盟(全柔連)は5日までに、東京都文京区の講道館にある事務局に勤務する職員1人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。男性職員という。今月2日に発熱し、3日にPCR検査を実施したところ、4日夜に陽性と判定された。全柔連は3月30日から4月10日まで事務局を原則的に閉鎖。職員を在宅勤務にしているが、他にも発熱の症状がある職員が10人以上いるという。

 国内の競技団体としては初の“クラスター疑惑”で、影響を受ける可能性を否定できないのが強化サイドの機能停止だ。柔道は内定選手13人の扱いについて、来年の五輪まで権利を保持させるかどうかを協議中。今月15日に予定されている常務理事会を経て、臨時理事会で決定する予定だった。さらに、今月の全大会中止は決定済みで、丸山城志郎(ミキハウス)と阿部一二三(パーク24)による、男子66キロ級代表の最終決戦がいつ行われるかもまだ決まっていない。

 「強化の会合は全てウェブ上で行う予定になっていたので(議論が)滞る可能性はない」とした金野潤強化委員長は、感染した事務局員と接触した可能性があるため自己隔離中。「(全柔連内の)陽性者が増えるなど状況が変化すれば、いろいろと考えなければいけないかもしれない」とも話した。先月26日には男子100キロ級代表のウルフ・アロン(了徳寺大職)が「みんな遅いと思っている」と指摘した柔道界の対応。非常事態で、さらに滞る可能性が出てきた。

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