【羽生結弦の1年 全日本選手権】「しんどいこともありますけど。でも、こんなもんじゃねえぞ!って」

[ 2020年4月6日 05:30 ]

羽生結弦の1年「言葉」と振り返る

全日本選手権 メダリスト・オン・アイスで「SEIMEI」を披露(撮影・小海途良幹)
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フィギュアスケート男子で14年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦(25=ANA)の2019―20年シーズンが終わった。集大成の世界選手権は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期という形で突然、幕を閉じたが、今季も名場面が満載だった。序盤の連戦を経て、たどり着いたプログラムとの決別。そして、四大陸選手権で男子初のスーパースラム達成…。駆け抜けたシーズンを印象的なコメントとともに、振り返る。

◆全日本選手権(19年12月19日~22日 東京・国立代々木競技場)
「しんどいこともありますけど。でも、こんなもんじゃねえぞ!って」
「今は弱っちいんで、凄い」

 師走の銀盤は慌ただしかった。NHK杯、GPファイナルと中1週間でつないで迎えた19年最終戦。試合ごとに肉体と精神を酷使し、拠点トロントからの移動もある。試合数が多いのはトップスケーターの宿命。全日本も帰国後にそのまま開会式に出席する強行軍だった。

 SPは基礎点1・1倍の3本目に跳んでいた4回転―3回転の連続トーループを前倒し。消耗の少ない状態で成功させ、基礎点でなく出来栄え評価を上積みした。国際連盟非公認ながら自身の持つ世界最高記録を上回る110・72点。だが、首位で迎えたフリーでは、後半のジャンプ全て回転不足を取られるなど本調子ではなかった。

 準優勝で終えた4年ぶりの全日本。23日の「メダリスト・オン・アイス」では、平昌五輪のフリー曲「SEIMEI」を舞った。ボロボロの状態だった王者の肉体に、再び安倍晴明が宿る。後に、プログラム変更を決断するきっかけにもなった。

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