楢崎智2度目の総合優勝、Sクライミング世界選手権へ弾み

[ 2019年6月10日 05:30 ]

スポーツクライミング W杯ボルダリング最終戦 ( 2019年6月8日    米コロラド州ベイル )

W杯ボルダリング最終戦 第3課題をクリアし、雄たけびを上げる楢崎智
Photo By 共同

 今季最終の第6戦が行われ、6人による決勝で男子は楢崎智亜(TEAM au)が2位に入り、16年以来2度目のシーズン総合優勝を果たした。緒方良行(神奈川大)がW杯初勝利を挙げ、総合3位。女子決勝は野口啓代(TEAM au)が2位に入り、野中生萌(XFLAG)が4位、中村真緒(青学大)は6位。総合優勝を決めていたヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が全6戦を制する快挙を達成した。野口が総合2位に入った。

 楢崎智は8月の世界選手権(東京)を万全の体調で迎えるため今季はW杯の出場を絞り、全6戦のうち今大会で出場は4戦目だった。当初は総合優勝に照準を定めていたわけではなかったが、総合2位で迎えた逆転のチャンスをものにし「ぎりぎりの勝負を制して凄く自信になった」と白い歯をのぞかせた。

 総合トップのオンドラ(チェコ)と2完登で並んで迎えた第3課題。右から左へ一気に移動しようとして落下する選手が多かった中、バランスを取りながら足場を固めてじわじわと登り、見事にクリアして差をつけた。出場した4戦は全て2位以内と抜群の安定感。目標は東京五輪出場権が懸かる世界選手権の複合制覇だ。「このまま(練習を)サボらなければ、いけるんじゃないか」と自信に満ちた口調だった。

続きを表示

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年6月10日のニュース