日本水連 「読み落とし」でユニバ代表2人出場取り消し 出場資格なかった

[ 2019年5月30日 15:18 ]

 日本水連は30日、4月の日本選手権で選考したユニバーシアード夏季大会(7月4~11日、イタリア)の競泳代表2人を出場資格がないまま選出し、代表取り消しを行ったことを発表した。対象は女子自由形の青木智美(24=あいおいニッセイ同和損害保険)と、女子個人メドレーの寺本美穂(24=セントラルスポーツ)。

 両選手は代表選出条件の「参加有資格者は大学在学中及び卒業2年以内」を満たしておらず、今月27日に日本オリンピック委員会(JOC)からの指摘により判明した。17年の前回大会までは24歳が上限だったが、今大会から25歳までに出場資格が変更された。しかし「卒業後2年以内」という条件は変わっておらず、日本水連は英文を翻訳する際に「読み落とした」と説明。上野広治副会長(60)は「全て我々のミス。本当に申し訳ない」と謝罪した。

 また、エントリーや派遣手続きの申し込み締め切りの都合上、派遣選手の追加招集は行われない。

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2019年5月30日のニュース