奈良くるみ 全仏2回戦敗退 最多V狙うセリーナにストレート負け

[ 2019年5月30日 22:31 ]

テニス 全仏オープン第5日 ( 2019年5月30日    パリ・ローランギャロス )

ボールを追う奈良くるみ(撮影・小海途 良幹)
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 女子シングルス2回戦で世界ランク238位の奈良くるみ(27=安藤証券)が同52位でセリーナ・ウィリアムズ(37=米国)と対戦。3―6、2―6でストレート負けを喫した。

 予選を勝ち上がって出場をつかんだ奈良が、マーガレット・スミス(オーストラリア)と並ぶ歴代最多4大大会24度目の優勝を狙うセリーナを崩すことができなかった。

 第1セットは互いにキープを譲らず、奈良のサービスゲームの第6ゲームでは攻める相手に対し一球一球丁寧に返し、6回に及ぶブレークポイントをしのいだ。だが相手の力強いショットに苦戦し一気に3ゲームを連取され、3―6でこのセットを落とした。

 第2セットもセリーナの勢いは衰えなかった。第1ゲームはキープしたものの、その後一気に5ゲームを連取された。第7ゲームを粘ってキープするも、最後までブレークを奪えず2-6でゲームセット。リターンゲームでもミスなく食らいついていったが、74度のグランドスラム出場を誇るセリーナに力負け。自身初の3回戦進出はならなかった。

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2019年5月30日のニュース