国際陸連新規定撤回 セメンヤ訴えをCAS棄却…

[ 2019年5月2日 05:30 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は1日、陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤ(28=南アフリカ)が男性ホルモンのテストステロン値の高い女子選手の出場資格を制限する国際陸上競技連盟の新規定撤回を求めた訴えを、退けた。これを受け、国際陸連は8日から新規定を適用すると発表した。

 CASは新規定を「差別的」と認めた上で、「女子選手の公平性を守る」という目的のために「必要である」と結論付けた。先天的にテストステロン値が高いとされるセメンヤは自身のツイッターに「何も反応しない方が良いときもある」と投稿した。

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2019年5月2日のニュース