体操・杉原愛子が武庫川女大へ 拠点変更とパワハラ騒動の関係は「全くないです」

[ 2019年4月2日 19:08 ]

武庫川女大体操部に入った経緯を説明する体操の杉原愛子
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 16年リオデジャネイロ五輪・体操女子代表の杉原愛子(19)が2日、兵庫県西宮市の武庫川女大で会見を開き、同大学の体操部に所属するにようになった経緯を説明した。

 昨年末で朝日生命体操クラブを退部し、「自宅から通える関西の体操クラブで心機一転再スタートをしよう」と、1月から同大学で練習を開始。地元の大阪府東大阪市から1時間以上かけて通った。

 整った環境で練習を積むうちに、「同世代の仲間と目標に向かってチャレンジをしたい」という気持ちが芽生え、進学を決意。練習後に勉強に励み、武庫川女大短大の健康・スポーツ学科に合格した。4日に入学式を迎える。

 五輪まで多くの時間がない中での拠点変更。その理由について「家族と生活をともにし、安心して生活に励みたい気持ちが強かったので(朝日生命を)退部をしました」と説明した。昨年、リオ五輪代表の宮川紗江が、朝日生命クラブを経営する日本体操協会の女子強化本部長だった塚原千恵子氏から、パワハラを受けたと告発する騒動があった。これが移籍の引き金になったかと聞かれると「それは全くないです」と否定した。

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2019年4月2日のニュース