貴景勝 大関昇進へ意欲、新関脇から「もう1つ上を」

[ 2018年12月26日 05:30 ]

大相撲初場所新番付発表

大相撲初場所の番付表を手に記者会見する新関脇の貴景勝
Photo By 共同

 11月の九州場所で初優勝し、新関脇に昇進した貴景勝が25日、東京都台東区の千賀ノ浦部屋で会見し、「一生懸命、頑張らないといけない。次はもう一つ上の番付を目指していく」と大関昇進へ強い意欲を示した。

 先場所はモンゴル出身の2横綱が休場する中、初日に一人横綱の稀勢の里を撃破。最後まで主役を演じ切り「初日にいいスタートを切って気持ち的に上向きになれたのが良かった」と振り返った。一気に注目を集める存在となったが、慢心はない。「次の目標に向かって気持ちはできている。いい意味で(優勝を)忘れられている」と言い切った。

 師匠だった元貴乃花親方が10月に退職し、千賀ノ浦部屋に移籍。兄弟子だった元幕内・貴ノ岩が暴行問題を起こして引退する騒動もあったが、師匠の千賀ノ浦親方(元小結・隆三杉)は「優勝もあったし、いろんなことがあった。心機一転でやってほしい」と愛弟子を鼓舞した。

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2018年12月26日のニュース