“黄金世代”三浦桃香 72で18位に後退

[ 2018年11月28日 20:35 ]

折り返しの9番で3メートルのバーディーパットを外して苦笑いの三浦桃香
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 日本女子プロゴルフツアーの来季の出場権を懸けた最終予選会は28日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6456ヤード、パー72)で第2ラウンドを行った。“黄金世代”三浦桃香(19=フリー)が3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを伸ばせず、前日の7位から通算3アンダーの18位まで順位を下げた。

 6番パー4(383ヤード)はグリーン左手前のバンカーの第3打が固い砂に弾かれてホームランのミスとなり、ダブルボギー。しかし、課題だったドライバーショットは「しっかり振り抜けている」と自分に言い聞かせてその後もじっと耐えるゴルフを展開。グリーン上でも「オーバーして3パットするのが一番精神的なダメージになるから」と用心に用心を重ねて慎重にストロークし、何とかパープレーでしのいだ。

 “黄金世代”では屈指のドライバーの飛距離を生かした歯切れのいいゴルフが最大の持ち味。「もうムズムズしてしまいました」とフラストレーションの溜まるラウンドとなったが、これがツアー最終予選会の戦い方。依然、来季前半戦出場の目安となる35位以内をキープ。残り2日間、我慢比べが続く。

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2018年11月28日のニュース