奈紗 ショット乱れ16位終戦、5番池ポチャ「流れ悪かった」

[ 2018年9月17日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権最終日 ( 2018年9月16日    フランス エビアン・リゾートGC=6523ヤード、パー71 )

エビアン選手権最終日 3番でティーショットを放つ畑岡
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 首位と7打差の11位から出た畑岡奈紗(19=森ビル)は2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算6アンダー、278で16位に終わった。ショットが乱れ、メジャー初制覇はならなかった。首位から出たエイミー・オルソン(26=米国)が最終18番でダブルボギーを叩き、40歳のアンジェラ・スタンフォード(米国)が通算12アンダーで逆転。劇的なメジャー初優勝を果たした。

 前日に続いて最後に意地を見せた。18番。6メートルのバーディーパットを決めた畑岡が笑顔でギャラリーの声援に応えた。チップインバーディーを決めた第3ラウンドに次いで難関ホールを攻略。それでも「ショットがぶれてしまって流れが悪かった。(メジャーは)凄く設定が難しい。それでもピンを攻めていかないといけない」と悔しがった。

 7打差を追った最終日。5番パー3で悪夢が待っていた。第1打をグリーン手前の池に落とし、痛恨のダブルボギー。9番で3メートルのバーディーパットを沈めたものの、10番でもティーショットを右に曲げてボギー。2度ほどカップに蹴られる不運もあったが、なかなかチャンスにつけることができなかった。

 今季のメジャー制覇はならなかったが、米ツアー初優勝など大きく成長した。次戦は一時帰国し、3連覇が懸かる日本女子オープン(27日開幕、千葉CC野田C)。「また基本から頑張ります。いいプレーで盛り上げていきたい」と活躍を誓った。

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