炎鵬 白星先行「日に日に良くなっている」

[ 2018年9月17日 15:40 ]

大相撲秋場所 ( 2018年9月17日 )

 十両の人気力士、炎鵬(宮城野部屋)が白星を先行させた。最初の立ち合いは呼吸が合わなかったが、終始攻め抜いて千代の海を下手投げで撃破。鮮やかに5勝目を挙げて、「日に日に良くなっている」と手応えを口にした。

 春場所以来、自身2度目となる十両の土俵。大きな体格をした相手との相撲にも慣れてきたようで、4日目には巨体の臥牙丸も沈めた。十両土俵入りでひときわ大きな歓声を浴び、連日の黄色い声援を力に変えているという。

 師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は欠かさず取組を見て、勝てば「今日は良かった」と褒めてくれるという。時には兄弟子の横綱・白鵬からもアドバイスをもらう炎鵬。環境にも恵まれた小兵は「自信になります」と感謝を忘れていない。

 「前に出ろ」。短い言葉に込められた師匠の教えを頭に入れて、初めて勝ち越しを目指して突き進む。

続きを表示

2018年9月17日のニュース