奥原 女子単連覇へ初戦快勝、気負いなく30分かからず完勝

[ 2018年8月2日 05:30 ]

バドミントン 世界選手権第3日 ( 2018年8月1日    中国・南京 )

世界バドミントン第3日、女子シングルス2回戦 カナダ選手を2―0で下した奥原
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 各種目の2回戦が行われ、女子シングルスで2連覇を狙う第8シードの奥原希望(日本ユニシス)が初戦に臨み、カナダ選手を2―0で下して3回戦へ進んだ。第2シードの山口茜(再春館製薬所)もドイツ選手にストレート勝ちしたが、大堀彩(トナミ運輸)はマレーシア選手に敗れた。男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、西本拳太(トナミ運輸)はそろって快勝。同ダブルスで前回銅メダルの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)はタイのペアに2―1で競り勝った。

 前回女王として臨んだ初戦だったが、奥原のプレーに気負いは感じられなかった。1メートル75と背が高いホンダーリック(カナダ)を揺さぶり、30分もかからない完勝で好発進した。昨年9月に右膝を痛め、実戦復帰は今年1月だった。プレーの感覚を取り戻すために「人生で一番というくらい(いい時の)自分の動画をずっと見た」という。5月の国・地域別対抗戦、女子ユーバー杯で日本の優勝に貢献し、7月のタイ・オープンで昨年の世界選手権以来久しぶりに個人で国際大会を制した。ケガの癒えた女王が再び頂点への階段を上りだした。

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2018年8月2日のニュース