元小結・常幸龍、14場所ぶりの再十両「ここからがスタート」

[ 2018年7月26日 05:30 ]

元小結の常幸龍
Photo By スポニチ

 日本相撲協会は25日、名古屋市のドルフィンズアリーナで秋場所(9月9日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、元小結で日大出身の常幸龍(29=木瀬部屋)ら4人が再十両となった。

 常幸龍は15年初場所で負傷した右膝の影響で三段目まで落ちながら、14場所ぶりの関取復帰。三役経験者が三段目降下後に十両に戻るのは明治以降初めて。「社会には自分よりつらい思いをしている人は多くいる。ケガをする前より強くなると決めた」と諦めずに復活した。苦労人は「迷惑をかけた人たちに恩返ししたい。ここからがスタート」と感慨に浸った。

 白鷹山(23=高田川部屋)、炎鵬(23=宮城野部屋)、天空海(27=立浪部屋)も再十両。新十両は16年秋場所以来、12場所ぶりにいなかった。

続きを表示

2018年7月26日のニュース