日大アメフット部チーム改善報告書、内田前監督らの責任明確に

[ 2018年7月26日 05:30 ]

 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、日大側が関東学生連盟に提出したチーム改善報告書で内田正人前監督ら指導陣から反則指示があったことを認めていることが25日、分かった。

 日大は指導者と選手に「受け止め方で隔たりがあった」と主張してきたが、第三者委員会が6月末に指導陣からの指示を認定した中間報告に従い、前監督らに責任があることを明確にした。また、内田前監督が日大の常務理事や人事部長など強い権力を握っていたことも問題の背景にあったと認め、再発防止策として、大学運営に携わる理事らが監督やコーチなどを兼務しないことを盛り込んだ。

 一方、関東学連から除名処分を受けた内田前監督と井上奨前コーチが処分を不服とし、近く異議申し立てをすることも分かった。

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2018年7月26日のニュース