西藤俊哉 レジェンド“完コピ”で金ゲットだ 本人からも太鼓判

[ 2018年7月15日 13:51 ]

健闘を誓い合う男子フルーレの(左から)西藤、松山、敷根
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 レジェンド“完コピ”で金ゲットだ。フェンシングの世界選手権(19〜27日、中国)に臨む日本代表選手が15日、都内で記者会見し、17年世界選手権男子フルーレ個人銀メダルの西藤俊哉(21=法大)は「太田雄貴さんを参考に守備面強化を図ってきた。前回2位だったので金メダルを目指したい」と目標を語った。

 前回大会で快挙を成し遂げた一方で、それ以降は対戦相手から徹底的に研究された。壁を乗り越えるべく、守備面強化に着手。お手本にしたのは右利きという利き腕が同じで体格も似ているという五輪2大会連続メダリストで日本協会会長の太田雄貴氏(32)だった。

 「ひたすら見ました。僕は太田さんのように剣裁きがうまいわけではない。太田さんを宇宙人と呼んでいるが、それでも参考になりました」。

 時には自身のプレーが太田会長とそっくりになってしまい、自分のプレースタイルを見失ったこともあるほどのめり込んだという。「まずは真似から入って、フェイントや緩急などを参考にした」。太田会長からは「それだけ考えているなら大丈夫」と太鼓判ももらったといい、レジェンドの力も借りて昨年を上回る成績を目指す。

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2018年7月15日のニュース