サンダーのアンソニーは残留 今季の契約オプションを行使

[ 2018年6月25日 14:14 ]

サンダー残留を選択したアンソニー(AP)
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 NBAサンダーのフォワード、カーメロ・アンソニー(34)は自身が保有している今季の契約オプション(年俸2800万ドル=約30億8000万円)を行使することを決断。ニューヨーク・タイムズやAP通信など米メディアが報じているもので、事実上、サンダーに残留することが決まった。

 アンソニーは昨季にニックスからサンダーへ移籍。チームの柱だったラッセル・ウエストブルック(29)と、ペイサーズから移籍してきたポール・ジョージ(28)との新ビッグ3結成でチームの躍進が期待されたが、プレーオフ西地区1回戦でジャズに2勝4敗で敗れていた。

 昨季平均16・2得点と、フィールドゴール成功率(40・4%)はナゲッツ、ニックス時代を含めNBA15シーズン目で自己ワースト。デビュー以来、相手のディフェンダーを前にして1対1で攻めるアイソレーションからの切り崩しがプレースタイルだったが、サンダーではパスをもらってシュートを放つ「キャッチ&シュート」への変更を迫られ、ジャズとの1回戦の第6戦でのプレータイムはベンチから出たジェラミー・グラント(24)より4分少ない24分間だった。

 しかし結局、オプションを行使して残留を選択。ジョージは移籍が有力視されているが、アンソニーは今季もサンダーのユニフォームを着ることになった。

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2018年6月25日のニュース