楢崎智 弟破って優勝、最終種目で逆転「達成感半端ないっす」

[ 2018年6月25日 05:30 ]

スポーツクライミング複合ジャパンカップ最終日 ( 2018年6月24日    岩手県営運動公園ほか )

男子の表彰式で笑みを浮かべる(左から)楢崎明、楢崎智、緒方
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 楢崎智亜が、弟・明智(19)との兄弟対決を制した。得意のボルダリングで4位となり、2種目を終えた時点でトップは明智。最終種目のリードで1位を獲って弟を逆転し、「達成感、半端ないっす」と笑みを浮かべた。

 初の複合を終え、「大会前は、温存しつつやった方がいいと思っていたけど、全種目全力でいった方がいい」と戦略も見えてきた。今後はスピード、リードの練習量を増やし、総合力を高める。17年世界ユース選手権の複合で金メダルを獲得している明智は、「完全に負けたって感じ。ここぞの場面で踏ん張りきれなかった」と振り返っていた。

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2018年6月25日のニュース