飯塚 男子200で2年ぶり3度目V“メトロノーム走法”奏功

[ 2018年6月25日 05:30 ]

陸上日本選手権最終日 ( 2018年6月24日    山口・維新みらいふスタジアム )

優勝した飯塚(右)と4位に終わった桐生
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 男子200メートルは飯塚が“メトロノーム走法”で2年ぶり3度目の優勝を果たした。1分間に240回打つリズムを、朝のベッドの上で5分間聞き、体に覚え込ませた。このテンポが「楽に力が入る」と、試合中もチックタックと頭の中で音を意識した。桐生らを抑えて20秒34で完勝。アジア大会代表も決め「個人種目もリレーも金メダルを目指したい」と力強かった。

 ≪桐生「調整ミス」200も代表逃す≫桐生(22=日本生命)が100メートルに続いて200メートルでも8月のアジア大会代表を逃した。リレーの代表は有力。20秒69で4位になり「ニコニコしているけど、内心はめちゃくちゃ残念」と胸の内を明かした。練習を含めて1カ月ぶりにこの距離を走ったとあって、洛南高3年時に出した20秒41の自己記録を更新できなかった。100メートルの3位を含め「あと1カ月あれば。調整ミス」と感じつつも、「これを踏まえて来年は」と、反省という名の収穫を口にした。

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2018年6月25日のニュース