サンウルブズ9連敗でシーズンワースト更新 全敗の可能性も…

[ 2018年4月28日 05:30 ]

スーパーラグビー第11節   サンウルブズ15-43ハリケーンズ ( 2018年4月27日    ウェリントン )

ラインアウトで競り合うサンウルブズのハッティング(右上)
Photo By ゲッティ=共同

 サンウルブズは16年王者のハリケーンズに15―43で敗れ、1シーズン中での連敗はワースト記録を更新する9に伸びた。前半は先取点を挙げるなど10―21と善戦したものの、後半に4トライを奪われて力量の差を見せつけられた。復帰2戦目で今季初トライを挙げたWTB福岡堅樹(パナソニック)の存在が救い。休養節を挟み、今季最後の東京・秩父宮ラグビー場開催となる5月12日のレッズ戦で初勝利を目指す。

 後半途中までの善戦もその後の突き放され方もこのチームらしかった。FWの近場で攻撃を重ね、前半9分にラブスカフニのトライで先取点。後半開始直後にトライを許してそのまま崩れるかと思われたが、後半29分に途中出場のSH流のボックスキックを福岡が獲得してトライ。再び11点差としたが、その後に突き放された。ハリケーンズには昨年の初戦で17―83と惨敗。進歩は見せてジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「選手たちに違ったレベルの自信を与えたと思う」と口にしたが、全敗の可能性もちらついてきた。

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2018年4月28日のニュース