アーティスティックJ首位発進も井村HC「守りに入っている」

[ 2018年4月28日 05:30 ]

アーティスティックスイミング ジャパン・オープン第1日 ( 2018年4月27日    東京・辰巳国際水泳場 )

首位に立った日本代表の演技(左から)丸茂、小俣、安永、塚本、乾、吉田、福村、中牧
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 シンクロナイズドスイミングから改称して大会が行われ、チームのテクニカルルーティン(TR)で、日本(乾、中牧、小俣、福村、吉田、丸茂、安永、塚本)は90.7041点で首位発進した。ソロのTRでは乾友紀子(27=井村ク)が90.3361点で首位に立った。

 首位スタートの新星日本代表は銅メダルだった昨年の世界選手権から得点を2点以上落とした。新たに5人(補欠2人含む)が加わり、若返ったチームは新テーマ「熾(おき)の鳥の舞」を演じたが、足技が乱れ、隊形も間延び。井村ヘッドコーチ(HC)は「経験不足。小さい隊形で練習していたのに、当たるのが怖いから、広がってしまう。守りに入っている」とダメ出しした。エース乾の速くて切れのある動きに若手だけでなく中堅選手もついていけない。井村HCは「“乾選手とその他の日本選手”になっている。メダリストにもっと引っ張ってほしい」と乾以外の五輪経験者たちの奮起を期待した。

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