レスリング協会 パワハラで伊調選手、栄氏の調査終了

[ 2018年4月4日 18:54 ]

 レスリング女子で五輪4連覇を成し遂げた伊調馨選手(ALSOK)が、日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、同協会が設置した弁護士3人で構成する第三者機関が伊調選手、栄氏の聞き取り調査を終えたことが4日、関係者の話で分かった。

 第三者機関は福田富昭会長ら日本協会側、伊調選手を指導した2004年アテネ五輪男子フリースタイル55キロ級銅メダリストの田南部力氏ら告発状にかかわった関係者の双方の聞き取りを終え、日本協会に調査内容を報告する見通し。協会は結果を受けて来週にも臨時理事会を開き、対応を協議するという。

 内閣府も関係者への聞き取りを進めている。栄氏、日本協会はともに告発の内容を否定している。

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2018年4月4日のニュース