小関 復帰戦で100平V 後輩選手に暴力で約3カ月出場禁止処分

[ 2018年4月4日 21:33 ]

<第94回日本選手権水泳競技大会2日目>男子100M平泳ぎ決勝、力泳し優勝した小関は電光掲示板を見つめる
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 競泳の日本選手権第2日は東京辰巳国際水泳場で行われ、昨年の日本代表合宿で後輩選手に暴力を振るい今年1月から約3カ月、所属先から対外試合出場禁止処分を受けた小関也朱篤(26=ミキハウス)は復帰戦となった男子100メートル平泳ぎを優勝で飾った。ただ、目標の日本記録更新とまではいかず「いろいろお騒がせしてしまった。すべて背負って泳いだ結果でまだ足りない部分もある」と5連覇にも笑顔はなかった。

 問題発覚後は1週間ほど落ち込んだ時期もあったというが「ここで記録を出さないと終わりという気持ちだった」。背水の陣で挑んだ小関は決勝の前半を日本記録まで0秒01のタイムで折り返したが、後半に失速。北島康介の日本記録まで0秒40差の59秒30でフィニッシュすると「記録を狙いすぎた」と胸の内を明かした。

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2018年4月4日のニュース