村岡桃佳が始球式 平昌メダル5個で2・8キロ「首がとれそう」

[ 2018年4月4日 14:44 ]

<西・ソ2>セレモニアルピッチを行う平昌パラリンピック金メダリストの村岡桃佳
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 3月の平昌パラリンピックで、アルペンスキー大回転での金メダルなど計5個のメダルを獲得した村岡桃佳選手(21=早大)が始球式を行った。

 村岡は金、銀、銅メダルをコンプリート。1大会5個のメダル獲得は、冬季大会の日本選手の最多記録を更新する金字塔だった。登板前には、5個のメダルを首からかけてスタンドのファンに披露。重さは合計で約2・8キロもあり「首がとれそうです」と笑った。

 マウンド手前からの投球は、ワンバウンドながら捕手のミットにきれいに収まった。村岡は「始球式は初めて。平昌のレースより緊張しました。無事に投げられてよかったし、ほぼ真っすぐ届いたので(自己採点は)70点」と振り返った。

 ユニホームの背中には「MOMOKA」の文字に背番号は「333」。3月3日生まれで、333はラッキーナンバーだという。同じ埼玉県の深谷市出身で、早大キャンパスは所沢市内にある。「新鮮で楽しかった」と話した村岡は「(プレーする)フィールドは違うけど、野球も支えてもらって、期待を受けてプレーしている。一番上を目指していく場所なんだな、と肌で感じた」。チームにも金メダルパワーを注入し「ライオンズも金メダル(優勝)ならうれしい」と話した。

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2018年4月4日のニュース