八角理事長が謝罪 救命処置の女性に土俵下りるアナウンス「不適切でした」

[ 2018年4月4日 23:59 ]

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は4日、京都府舞鶴市で行われた春巡業の土俵上で多々見良三舞鶴市長が倒れた際、救命処置を施した女性に土俵から下りるよう場内放送で促した件について「行司が動転して呼びかけたものでしたが、人命にかかわる状況には不適切な対応でした。深くおわび申し上げます」と協会を通じて談話を出した。場内放送は行司が担当している。

 救命処置に関わった複数の女性には「とっさの応急処置をしてくださった女性の方々に深く感謝申し上げます」と謝意を示すとともに「市長のご無事を心よりお祈り申し上げます」とコメントした。

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2018年4月4日のニュース