奈紗 メジャー初の予選通過、決勝Rへ引き締め「攻めないと」

[ 2018年4月1日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー ANAインスピレーション第2日 ( 2018年3月30日    米カリフォルニア州ランチョミラージュ ミッションヒルズCC=6769ヤード、パー72 )

ANAインスピレーション第2日、12番でティーショットを放つ畑岡
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 19歳の畑岡奈紗(森ビル)が、通算1アンダーの41位でメジャー2戦目にして初の予選通過を果たした。2位から出た上原彩子(34=モスバーガー)は71で、首位と5打差の通算7アンダーで4位。鈴木愛(23=セールスフォース)は1オーバーの63位で決勝ラウンドに進出した。野村敏京(25=Q CELLS)は7オーバーで予選落ち。通算12アンダーで朴ソンヒョン(24=韓国)とペルニラ・リンドベリ(31=スウェーデン)が首位に並んだ。

 畑岡がメジャーで初めて決勝ラウンドに駒を進めた。ショットが不安定でオーバーパーのラウンドだったが「こういう状態でも予選を通れたのは大きい」と喜びを口にした。

 思うようにスコアが伸ばせず、我慢の時間が続いた。前半をイーブンパーで折り返すも、後半の13番でボギー。予選通過へ「あと一つ落とすと危ないと思った」と重圧が大きくのしかかった。17番パー3はティーショットを左のバンカーへ。ピン奥2メートルの難しい位置につけたが、下りのスライスラインを読み切ってパーセーブし「結構しびれたが、あれは大きかった」と力強くうなずいた。

 決勝ラウンドに向け「ショットとパットがかみ合えばいいスコアが出る。あと2日は攻めないといけない」と気持ちを引き締めていた。

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2018年4月1日のニュース