男子バスケの全米大学選手権 決勝はビラノバ対ミシガン ロヨラ大シカゴは準決勝で散る

[ 2018年4月1日 13:17 ]

チーム最多の24得点をマークしたビラノバ大のパスカル(AP)
Photo By AP

 男子バスケットボールの全米大学選手権(NCAAトーナメント)は3月31日、テキサス州サンアントニオで「ファイナル4」の準決勝を行い、AP1位で東部地区第1シードのビラノバ大は95―79(前半47―32)で中西部地区第1シードのカンザス大に快勝。2メートル6のフォワード、エリック・パスカル(3年)が4本の3点シュートなどでチーム最多の24得点を稼いで勝利に貢献した。

 ビラノバ大はファイナル4での最多記録となる18本の3点シュート(試投40本)を成功。2度目の優勝を飾った2016年以来となる決勝進出を果たした。

 地区第11シードのチームとして史上4校目のファイナル4進出を果たしたロヨラ大シカゴ(南部地区)は前半で7点、後半の5分50秒でも10点をリードしたが、西部地区第3シードから勝ち上がったミシガン大に57―69(前半29―22)で逆転負け。王座を獲得した1963年以来の決勝進出はならなかった。

 ミシガン大はレギュラーシーズンから通算で14連勝。ドイツ出身のフォワード兼センター、モーリッツ・ワグナー(3年=2メートル11)が24得点と15リバウンドを挙げ、チームは42―47で迎えた残り7分45秒から連続12点を記録して一気に突き放した。

 2度目の全米制覇を狙うミシガン大は5年ぶり7回目の決勝進出。決勝は2日(日本時間3日)に行われる。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月1日のニュース