“常勝”青学大駅伝部に存在する非情な掟 選手引退かけた過酷レースとは

[ 2018年4月1日 12:00 ]

レースを見守る青学大の原晋監督(C)TBS
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 箱根駅伝で史上6校目の4連覇を果たした青学大の原晋監督(51)が、4月1日放送のTBS「スポーツ天国と地獄〜今だから話せる!あの名場面のウラ側〜」(後6・30)に出演。「常勝軍団」に成長を遂げた青学大駅伝部に存在する非情な掟について語る。

 青学大は2015年の第91回大会から箱根駅伝を総合4連覇中。一方で、原監督は昨年大ヒットした同局のドラマ「陸王」の走法指導を担当するなど多岐にわたる活動で、まさに陸上界を牽引している。

 1月の優勝報告会で原監督は早くも「これから5連覇、6連覇していきたい」と力強く宣言。まさに常勝軍団となった青学大だが、部員にはある掟が課せられている。それは2年生の12月までに関東インカレの出場最低基準タイムをクリアすること。もし達成できなければ、選手として引退となるという。

 原監督は「(関東インカレの出場最低基準タイムを)切らないと存在価値はない。『僕、頑張っているからわかってくれよ』は今の時代では通用しない」とルールを課す理由を説明。「一定の基準がないと組織の繁栄はない」と監督としての持論を語る。

 青学大が4連覇を達成した箱根駅伝の2週間前、昨年12月にも運命をかけた過酷なレースが行われていた。番組は、青学大駅伝部の1人の選手、高校時代に全国トップクラスのタイムを持ち、箱根駅伝のレギュラーとして将来を嘱望されていたランナーが現役続行をかけて臨んだレースに密着。常勝軍団の裏側が明かされる。

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2018年4月1日のニュース