白鵬 初の連続休場決定 宮城野親方「四股を踏むのがやっと」

[ 2018年3月10日 05:30 ]

 白鵬関の休場について、取材に応じる宮城野親方
Photo By 共同

 初場所に左足親指を負傷した横綱・白鵬(32=宮城野部屋)が春場所(11日初日、大阪エディオンアリーナ)を休場することが決まった。この日は稽古休みで稽古場には姿を見せず、師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)が「左足親指MP関節側副じん帯損傷、全治3週間」と診断内容を明かした。同親方は「5日の出稽古までは調子が良かったが、その後、体がおかしいと言ってきた。四股を踏むのがやっと。押さえると電気が走る感じで痛いようだ」と症状を説明した。

 初土俵から18年目で、白鵬は初めて2場所連続で土俵から離れる。休場は昨年春場所からの7場所で4度目。同親方は「無理してきたところが(ケガに)出てきているように感じる。親指は一番力が入るところ。腕が痛くて優勝したこともあったが、足はそうはいかない」と気遣った。

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2018年3月10日のニュース