リオ五輪銀の樋口 世界選手権王者の文田が日体大卒業 東京五輪での金メダルを誓い合う

[ 2018年3月10日 18:22 ]

日体大の卒業式に出席した樋口黎(右)と文田健一郎
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 レスリングのリオ五輪男子フリー57キロ級銀メダルの樋口黎(22)、昨年の世界選手権グレコローマン59キロ級王者の文田健一郎(22)が10日、東京・世田谷キャンパスで行われた日体大の卒業式に出席し、東京五輪での金メダルを誓い合った。

 フリーとグレコで異なるとはいえ、ライバル意識を抱いてきた2人。樋口は「一時期(五輪で)僕がリードしたが、文田選手が先に世界王者になった。また追いつけるように頑張る」と言うと、文田は「五輪のメダルは特別。僕は全然追いついていない。東京で最高のメダルを獲れるように2人で頑張っていきたい」と応えた。

 卒業生代表のあいさつも任された樋口は日体大助手として、文田はミキハウスに入社して新生活を踏み出す。練習拠点は変わらず日体大となるため、今後も同い年のライバルとして刺激し合っていくことになりそうだ。

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2018年3月10日のニュース