両地区首位同士の対決はラプターズが勝利 ロケッツの連勝は17でストップ

[ 2018年3月10日 16:07 ]

勝利が決まって雄叫びをあげるラプターズのラウリー(AP)
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 NBAは9日に各地で10試合を行い、東地区全体1位のラプターズは地元トロントで西地区全体1位のロケッツと激突。108―105(前半58―43)で勝利を収めて7連勝を飾り、今季の成績を48勝17敗とした。

 カイル・ラウリー(31)が30得点を挙げれば、同じく球宴に出場したデマー・デローザン(28)も23得点をマーク。デローザンは第4Q残り2分10秒に同点とされたあと、貴重な勝ち越しのジャンプシュートを決め、土壇場で粘って白星をもぎとった。

 チーム歴代2位となっていたロケッツの連勝は17で止まって51勝14敗。ジェームズ・ハーデン(28)は40得点を稼いで終盤で追い上げたが、あと一歩及ばなかった。残り7・9秒にはエリック・ゴードン(29)が3点シュートを決めて1点差としたが惜敗。ロードでの連勝も10でストップした。

 7連勝中だった西地区全体2位のウォリアーズも敵地ポートランドでトレイルブレイザーズに108―125(前半52―61)で敗れて51勝15敗。勝っていればロケッツと入れ替わって首位に再浮上できたが、0・5ゲーム差はそのままとなった。

 ステフィン・カリー(29)は足首の故障で欠場。ケビン・デュラント(29)が6本の3点シュートなどで40点をたたき出したが、球宴後の試合では初黒星を喫した。

 西地区全体3位のトレイルブレイザーズは9連勝で40勝26敗。C・J・マッカラム(26)が30得点、ダミアン・リラード(27)が28得点を記録し、バックコート陣の踏ん張りで強敵をなぎ倒した。

 ベンチスコアでは47―18と圧倒。ゴンザガ大出身のセンター、ザック・コリンズ(20)は12得点をマークした。

 主力フォワード、アンソニー・デービス(24)を足首の故障で欠くペリカンズ(西地区全体4位)はウィザーズに敗れて連勝は10でストップ。ロード6連戦の2戦目となったキャバリアーズはクリッパーズに敗れ、球宴後は4勝5敗となった。ジャズに敗れたリーグ全体最下位のグリズリーズは16連敗。勝ったジャズは5連勝を飾っている。

 <その他の結果>

ウィザーズ(38勝28敗)116―97*ペリカンズ(38勝27敗)

*ナゲッツ(36勝30敗)125―116レイカーズ(29勝36敗)

*ピストンズ(30勝36敗)99―83ブルズ(22勝43敗)

*ペイサーズ(38勝28敗)112―87ホークス(20勝46敗)

ジャズ(36勝30敗)95―78*グリズリーズ(18勝47敗)

*バックス(35勝31敗)120―112ニックス(24勝42敗)

*キングス(21勝45敗)94―88マジック(20勝46敗)

*クリッパーズ(35勝29敗)116―102キャバリアーズ(38勝27敗)

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2018年3月10日のニュース