遼 08年以来の4週連続予選落ち、OB3発 漂う悲そう感

[ 2017年11月4日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 平和PGM選手権第2日 ( 2017年11月3日    沖縄県恩納村 PGMリゾート=7005ヤード、パー71 )

平和PGM第2日 12番でティーショットを曲げ、クラブを手から放す石川。通算11オーバーで予選落ち
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 OB3度などショットが乱れた石川遼(26=CASIO)は、3バーディー、3ボギー、3ダブルボギーの77とスコアを落とし、通算11オーバー、153で4週連続の予選落ちとなった。66で回った朴相賢(34=韓国)が通算8アンダーで首位に立った。

 石川はOB2発と安定感を欠いた初日に続いてこの日も3度のOBで崩れた。4連続予選落ちはプロに転向した08年以来。スイングを改造中で「期待に応えられない葛藤はあるが5年、10年先を考えると目先の予選通過を優先する時期じゃない」と悲そう感を漂わせながら話した。

 出だしの10番でアイアンでの第2打を左OBとし、続く11番は1打目が右に出た。連続ダブルボギーでつまずくと、1番では左に大きく曲げる“チーピン”でボールがコースを飛び出した。「精神的にきつい部分があるが、やると決めたら貫きたい」と練習場が閉まるまで懸命に修正に励んだ。

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2017年11月4日のニュース