稀勢　熊本で奉納土俵入り、先代師匠ゆかりの地　初の横綱姿

１２日初日大相撲九州場所

太刀持ちに北勝富士（左）、露払いに隠岐の海（右）を従えて横綱土俵入りを披露する稀勢の里
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　横綱・稀勢の里が熊本県玉名市の蓮華院誕生寺で奉納土俵入りを行った。同寺院とは１１年に死去した先代師匠の元鳴戸親方（元横綱・隆の里）からの縁。稀勢の里も０７年から１１年まで白鵬らの露払いや太刀持ちで横綱奉納土俵入りに参加した。

　今回、初めてこの地に横綱として戻ってきた格好となり「先代（師匠）の思いがあるところ。そこで土俵入りができたのはよかった」と、天国から見守る恩人に思いをはせていた。