樋口新葉と一問一答 ノーミスにガッツポーズもVに僅差「本当に悔しい」

[ 2017年11月4日 22:30 ]

フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第3戦中国杯第2日・女子フリー ( 2017年11月4日    中国・北京 )

演技を終えガッツポーズの樋口
Photo By AP

 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦中国杯(北京)に出場した女子の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が日本人最上位の2位に入った。報道陣との主なやりとりは以下の通り。

 ――最後にガッツポーズが出た

 「終わった瞬間はミスがなく滑れたので、すごくうれしかったけど、点数を見て、1位まで行っていなくて、本当に悔しいです。でも、ここまで練習してきたことは出せたつもり。リザルトを細かく見て、次の大会までに直したい」

 ――目標だった合計210点を超えた

 「ここまでショートもフリーもミスなく滑って、合計212(・52)点だった。ロンバルディア杯の点数(217・63点)を超えられるように、また練習をしたいです」

 ―18年平昌五輪への道は見えてきているか

「四大陸選手権(9位)、世界選手権(11位)で今までにないくらい悔しい思いをした。もう絶対に負けたくないという気持ちで練習をしてきた。それが今シーズンの試合でこういう風にうまく出せて嬉しいです」

 ――自身のGPシリーズ2戦目、日本人対決という注目もあった。重圧の中で気持ちをコントロールできたか

 「去年とかに比べて緊張とか不安に強くなった思う。自分だけに集中するように、と思いながらここまでやってきた。これからもそれを思い続けながら試合に臨みたい」

 ―日本人争いとして注目された。どんな気持ちだったか。その中で日本人トップだったことをどう思うか。

 「中国に入ってから気を引き締めて滑っていた。感覚も良く、そのままいい感じで試合でも滑れたと思う。ロシア杯(3位)よりも緊張をしたし、回りを考えず、自分に集中することを考えた。日本人で1番上なのはすごく嬉しいけど、まだまだ直せるところや改善できるところはある」

続きを表示

この記事のフォト

2017年11月4日のニュース