日本代表SO松田 4日豪州戦へ武者震い「冷静に判断を早く」

[ 2017年11月4日 05:30 ]

4日のオーストラリア戦にSOで先発するラグビー日本代表の松田(中央)
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 ラグビー日本代表は4日、秋シーズン最初のテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2017」のオーストラリア戦に臨む。代表では2度目の先発SOに抜てきされた松田力也(23=パナソニック)は、帝京大時代に慣れ親しんだポジションで強豪に全力でぶつかる構えだ。

 19年W杯の決勝会場にも決まっている日産スタジアムでの前日練習後。松田は「本当にいいチャンスをいただいた。ゲームコントロールで一番重要なポジション。冷静に判断を早くしたい」と武者震いした。

 帝京大時代は1年途中から10番を背負い、4年連続で大学日本一に輝いた。ただ今季入団したパナソニックではCTBでの起用が続く。SOはSHとともにチーム全体のかじ取りをする重要な役だけに、プレー感覚の鈍りが心配されるが「バーンズという世界的SOの隣で一緒に試合をしているので」。元オーストラリア代表SOでもあるパナソニックの同僚から学んだ全てを出し切るつもりだ。

 昨年6月のスコットランド戦では先発FBに抜てきされたが、ノックオンなど凡ミスを連発。苦い経験となったが、当時から一回りも二回りも成長した。世界3位のワラビーズにも、臆することなく立ち向かう。

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2017年11月4日のニュース