本田真凜と一問一答 ミスあったけど「滑りながら計算ができた」

[ 2017年11月4日 21:38 ]

女子フリーの演技後、笑顔で得点を待つ本田真凜
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 フィギュアスケートのグランプリシリーズ第3戦中国杯(北京)で5位だった本田真凜(16=関大高)と、報道陣の主なやりとりは以下の通り。

 ―振り返って

 「満足がいく点数ではなかったけど、最初の(3回転)ジャンプで2回転になった後、計算をしながら最低限のミスで抑えられたのが良かったと思う。スケートカナダは、ショートプログラムの最初のコンビネーションジャンプで失敗があった。そこから焦ってどんどん失敗につながった。今回はミスの後、どうやったら最小限に抑えられるのかな、と考えながら滑った。コンビネーションの位置を変えて最後のダブルアクセルを3回転フリップに変えようと、滑りながら計算ができた。また一つ成長ができた試合になったと思います」

 ―良かった点はどこか

 「リカバリーがしっかりできたこと。だけど、慎重に滑りすぎた印象もあります。2週間で4つのプログラムを滑って収穫はある。まあまあかなと思います」

 ―初めてのシニアのGPシリーズを終えて

 「トップの方に比べると欠けているところがたくさんあると感じました。スケートカナダで自信がなくなったんですけど、その後の3つのプログラムで自信を取り戻せたかなと思う。今回悔しかったところを、後悔のないように練習ができればいいなと思う。点数的にはダメだと思うけど、フリーもステップでレベルが取れていた。それが嬉しいです。中国での目標は自己ベストだったけど、それがダメだったので、全日本までのあと1カ月頑張りたいです」

 ―シニアでまだまだと思ったところはどこか

 「ほとんど全部です。どこというのは特別ないです。安定した演技だったり、フリーとショートの演技の使い分けもまだまだ。今の自分の演技は“5”ぐらい。あと半分上げられるようにがんばりたい」

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