遼 3アンダーから痛恨9打 予選通過に暗雲…不安定さが課題

[ 2017年3月25日 05:30 ]

第1ラウンド、10番でティーショットを放つ石川遼。2オーバーと出遅れた=ココビーチ・クラブ
Photo By 共同

 米男子ゴルフツアーのプエルトリコ・オープン第1日は23日、プエルトリコ・リオグランデのココビーチ・クラブ(7506ヤード、パー72)で開幕。石川遼(25=CASIO)は116位と出遅れた。後半の5番パー5で9を叩いたほか3バーディー、1ボギーの2オーバー、74でホールアウトした。岩田寛(36=フリー)は70で52位となった。63をマークしたトレイ・マリナックス(24=米国)が首位に立った。

 石川は11ホールを終えた時点で3アンダーまで伸ばしたが、そこから大きく崩れた。痛恨はパー5の5番だ。ドライバーショットを池に入れ、ドロップしての3打目はヤシの木の間のラフへ。続くショットが木に当たってまた池に入るなど乱れ、痛恨の「9」を叩いた。「1ホールだけ良くなかった。アイアンはそんなに悪くない」と語ったが、表情には悔しさものぞく。前戦の最終ラウンドも81を叩くなど不安定さが大きな課題だ。予選通過は厳しいが「自分のできる良いショットを打っていくだけ。ベストを尽くす」と自らを奮い立たせた。

続きを表示

2017年3月25日のニュース