奈紗 師・中嶋の助言生かして4差18位 マネジメント奏功

[ 2017年3月25日 05:30 ]

米女子ゴルフツアー 起亜クラシック第1日 ( 2017年3月23日    米カリフォルニア州カールズバッド アビアラGC=7506ヤード、パー72 )

第1ラウンド、18番でアプローチショットを放つ畑岡奈紗=アビアラGC
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 畑岡奈紗(18=森ビル)は3バーディー、1ボギーの70で首位と4打差の18位とまずまずのスタートを切った。宮里藍(31=サントリー)と野村敏京(24=フリー)は72で52位、宮里美香(27=NTTぷらら)と横峯さくら(31=エプソン)は73で65位。74の上原彩子(33=モスバーガー)は81位と出遅れた。田仁智(チョン・イン・ジ、22=韓国)ら3人が66で首位に並んだ。

 最終ホールでスコアを落とした畑岡は「18番のボギーはもったいなかった。2〜3メートルのチャンスについてもパットが入らなかったのが悔しい」と不満を漏らしたが、2アンダーの滑り出しに「良かった」とホッと胸をなで下ろした。

 3バーディーは全てパー5のホールで奪ったものだ。5番は第2打がグリーンにわずかに届かなかったが、きっちり寄せて1パットで沈めた。8番と10番のパー5も、ともに第3打をピンまで1メートルにつけた。「パー5でバーディーが取れたのが良かった。いいコースマネジメントができた」と笑みを浮かべた。

 前週ファウンダーズ・カップで予選落ちに終わった後に師事する中嶋常幸=写真=にメールで相談したという。「調子が悪いときもしっかりマネジメントして、最低限のミスで抑えるようにと言われた。それがうまくいったと思う」。助言をすぐに実行に移したラウンドに胸を張った。

 米ツアー挑戦1年目の18歳。上位が見える滑り出しに「まだ思ったショットが打てないけれど、なんとか曲がりを抑えている。2日目も伸ばしたい」と明るく語った。

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2017年3月25日のニュース