マラソン井上　祝福殺到に「うれしい気持ちでいっぱい」

世界選手権へ気合のポーズを見せる井上大仁
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　前日の東京マラソンで日本勢トップの２時間８分２２秒で８位に入り、８月の世界選手権（ロンドン）代表入りが決定的となった井上大仁（ＭＨＰＳ）が一夜明けた２７日、都内で「久しぶりにぐっすり眠れた。５０〜６０個ぐらいのメールや電話の通知があった。うれしい気持ちでいっぱい」と改めて喜びの言葉を述べた。

　今後のレースは代表が正式に決まるまでは未定だが、世界選手権の本番コースについて「現地の雰囲気やコースを感じてみたい気持ちはある」と下見を行う可能性を示唆した。平成生まれ初の２時間８分台を記録した２４歳。２０年東京五輪へ向け、アフリカ勢の世界トップレベルの走りにも刺激を受けたようで「日本人も世界で戦えるという好結果を出したい。気持ちさえあればできる」と意欲的だった。